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二転三転・こども不在の「認定こども園条例」に異議あり

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府議会はまだ続いております。
教育常任委員会でずっと議論してきた「大阪府認定こども園条例」がようやく委員会で決着しました。
認定こども園等の3歳児学級の定員基準は、大阪府では20年間、関係者のご協力をいただきながら、国基準の1学級「35人以下」より手厚い、府独自基準で「25人以下」としてきました。
来年度実施のこども子育て新制度にむけた条例改正でも、当初は3歳児学級は「25人以下」とし、パブリックコメントまでしていたにもかかわらず、松井知事が「ちゃぶ台返し」…。一夜にして国基準の「35人以下」に方針転換し、9月議会も半ばに差し掛かってから「35人以下」で提案されました。
これには「幼児教育の質が低下しかねない」「いままでの府の取組みはなんだったんだ」関係各所から猛反発!
公明党も、松井知事の思いつき提案に真っ向から徹底糾弾。手厚い幼児教育水準を守るため、定員を「25人以下」とする修正条例を自民党などと一緒に用意しました。
ここまできて事の重大さをようやく気付いたのか、今日の本会議で知事が「35人以下」の条例案を撤回。そして従来基準の「25人以下」に修正した条例案を再提出され、先程委員会で可決。日が変わりましたが、本会議で可決されることとなりました。
こんな大切なことをコロコロ変更する政治手法って本当に危なっかしい。
協定書もしかり、しっかりチェックしていきます!